令和5年度農業・農村ふれあいフェスタin赤れんが実施報告書
1 事業を実施した概要
◯ 開催日時 :令和5年9月30日(土曜日) 10時~15時
◯ 会 場 :北海道庁赤れんが庁舎前庭(住所:札幌市中央区北3条西6丁目)
◯ 目 的 :本道の農業・農村を道民共通の貴重な財産として育み、これらを次代の人々に
引き継いでいくためには、農業者のみならず都市住民や消費者等の農業・農村に対する理解の促進と支援が不可欠となっています。
このため、①子供たちに農業・農村を楽しく理解してもらう。②皆が集まり
北海道農業を応援する。の2点をコンセプトとして、農業者自らの創意と工夫
を凝らした道民とのふれあいを深める取組みをしている実践農家(「ふれあい
ファーム」など)を中心に、広く農業関係者にも呼び掛け、情報発信効果の高い
道庁赤れんがで体験イベントを開催し、大消費地の札幌市民のほか、国内外の
観光客にも農業・農村の魅力と重要性を伝えていくことを目的に開催する。
◯ イベント名:農業・農村ふれあいフェスタin赤れんが
◯ 主 催 :ふれあい農業・農村実行委員会(以下「実行委」という)
○ 共 催 :NPO法人農村と都市を結ぶ応援団(以下「NPO」という)
◯ 後援・協賛:北海道土地改良事業団体連合会
◯ 協 賛 :ホクレン農業協同組合連合会、北海道養豚生産者協会、北海道日本型直接支払
推進協議会、北海道産青果物拡販宣伝協議会、(株)セコマ、日本ハム(株)
◯ 協 力 :JA道央、(一財)北海道農業近代化技術研究センター、北海道農業土木協会
北海道農業土木測量設計協会、(株)北海道クボタ、(株)ヰセキ北海道、
ヤンマーアグリジャパン(株)北海道支社、エム・エス・ケー農業機械(株)、
(一社)北海道農業機械工業会、北海道きのこ生産・消費振興会、
北海道米販売拡大委員会。
(ボランティア)一般市民、北大Agees、ボランティアふれあい農村、北海道職員。
2 来場者数 約6,000人(大人:約5,150人、児童:約850人)
※ 数取機カウンターにて、来場者数をカウント。
3 事業実施内容
(1)パネル展、ミニ体験、農業クイズ(10時~15時)
北海道農業を学ぶクイズ8問を、各ブースで学習した。
実施内容 |
ミニ体験 |
実施団体 |
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道産米パネル展
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ご飯が出来るまでのパネル展示。 |
足踏み脱穀体験、ミニもみすり体験、精米ミニ体験。 |
実行委、NPO |
道産豆パネル展
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19種類の豆パネル。 3種類豆莢展示。 |
豆さや剥き。 きな粉づくりミニ体験(石臼) |
実行委、NPO
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でんぷんパネル展
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でん粉加工品展示、 片栗粉づくりデモ |
芋すりおろし体験 |
実行委、NPO |
てんさい・砂糖パネル展 |
てん菜からビート出来るパネル展示 |
本物てん菜の重量当てミニ体験。 糖蜜づくりデモ |
実行委、NPO 協力:(一社)北海道農産協会 |
道産小麦パネル展
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4種の麦穂・麦粒 展示 |
小麦粉づくりミニ体験(石臼) |
実行委、NPO
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道産ジャガイモパネル展
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47種類のジャガイモを展示 |
― |
(株)けんぶちVIVAマルシェ |
ゆたかな農村・元気な農業パネル展 |
米のはさがけ方法を見学 |
とんぼのビーズ作り体験。 |
北海道日本型直接支払推進協議会 |
ふるさと・水と土PR展
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中山間ふるさと・水と土保全対策事業のPR 洞爺湖町米PR販売 |
北海道農政部農村設計課 |
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農業なんでも相談 |
新米稲穂の配布とともに、農業に関する質問に答えるコーナー。 |
農業改良や農業機械の指導員 |
実行委、北海道農業改良普及協会 |
(2)同時開催 おにぎり作り教室など
実施内容 |
実施団体 |
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おにぎり作り教室
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3回開催 10:30~11:30 親子16組 12:00~13:00 同上 13:30~41:30 同上 |
北海道米販売拡大委員会 講師:坂下美樹(管理栄養士、料理研究家) 北海道米アンバサダー |
農業・農村パネル展
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農業農村整備事業のパネル展示 |
北海道農業土木協会、 北海道農業土木測量設計協会 |
ホッカイドウ競馬PR展
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・サイクルポニー3台 騎乗体験 ・馬具展示に騎手体験 ・VR競馬体験 |
北海道農政部競馬事業室 |
最新トラクター展示
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・大型トラクター4台 ・運転席乗車体験 ・写真撮影 |
(株)北海道クボタ、ヤンマーアグリジャパン株式会社 北海道支社、株式会社ヰセキ北海道、エム・エス・ケー農業機械株式会社。協力:(一社)北海道農業機械工業会 |
スマート農業PR展
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・ロボットトラクタや先端技術活用農業をPR ・大型農薬散布ドローン1機 |
北海道農政部技術普及課
(株)AIRSTAGE |
移動絵本図書館
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・絵本キャラバンカー 1台。絵本読書体験。 |
けんぶち絵本の里を創ろう会、 剣淵町 |
(3)農産品販売・PR(10時~15時)
実施内容 |
実施団体 |
各種野菜果樹等販売
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(株)けんぶちVIVAマルシェ(野菜)、米澤農園(野菜)、砥山ふれあい果樹園(果物)、かもみの里(野菜)、地域協議会(富良野、てしおがわ、大雪、土地連桧山支部)(野菜・加工品)、新十津川町(野菜)、北海道きのこ生産・消費振興会(きのこ)。 |
(4)食品PR販売(10時~15時)
実施内容 |
実施時間 |
実施団体 |
屋台「ゆでトーキビ」 |
1日 |
実行委、NPO、米澤農園 |
屋台「ふかしじゃがいも」 |
1日 |
実行委、NPO |
屋台「焼きそば」 |
1日 |
実行委、NPO |
北海道米PR |
適時 |
北海道米販売拡大委員会 |
北海道ポークPR |
適時 |
北海道養豚生産者協会 |
北海道牛乳PR |
1日 |
(株)セコマ |
ビートPR「わた菓子」 |
1日 |
実行委、NPO、協力:(一社)北海道農産協会 |
北海道産小麦パンPR販売 |
1日 |
協力:JA道央 |
(5)ステージイベントなど(10時~15時)
実施内容 |
実施団体・個人 |
ステージ1 開会式 高橋朋一実行委員長 (和太鼓、大道芸、ブース紹介など) 閉会式 米澤宏樹(NPO理事) |
実行委、NPO 和太鼓:荒川寿彦率いる札幌和太鼓倶楽部 大道芸バルーン遊び:中村太一パントマイムスタジオ |
ステージ2(東門の花壇前) もちつき実演 |
実行委 |
昔遊び広場 竹馬、こま回し。 |
実行委 |
スタンプラリー 競馬やスマート農業など会場8か所のスタンプラリーを実施。 |
実行委 景品:子供文房具(一部協力:「北海道クリーン農業推進協議会」)、桧山名産お米ドン、畜産加工品(協力:日本ハム(株))など。 |
4 事業実施に係る主な実施状況写真 別紙のとおり
5 報道状況 別紙のとおり
6 事業実施による効果
今回で13回目を迎えるフェスタは、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に引き下げられた中での実施となりました。イベントの運営にあたっては、総勢109人(一般市民、学生、ボランティアふれあい農村(道庁OB),道庁職員等)のボランティアの協力のもとで、約6,000人(児童約850人)の親子などに来場していただきました。
今回はこれまでのコロナ禍では控えていたミニ農業体験を中心として、作物(米、小麦、豆、澱粉、甜菜)毎に用意したパネルや豊富な体験メニュー、スタンプラリーの農業クイズなどにより農業や身近な食に関わる知識を深めていただきました。また、野菜価格が高騰する折り、ふれあいファームをはじめ、地元農産物を展示する各種出店団体のブースは、多くの来場者の注目の的となりました。気候変動や輸出規制など食料危機への対応が求められる中、来場者の皆さんには、北海道農業・農村の役割について理解を深めていただくとともに、子供達の食に対する関心を高めることができました。
令和5年度 主な実施状況写真
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写真、動画、報道記事を掲載しましたので、ご覧下さい。