H30.7.8(日)さくらんぼ狩りと道産小麦でのパン作り体験ツアー 

 

○次世代を担う子供達に、札幌市の農作物の収穫体験や道産農産物を使った加工体験を通して、北海道内や札幌で営まれている農業について学び、食の大切さを知って頂ける機会を提供することにより、農業と農村への一層の理解を深めて頂けることを目的として、今回の「さくらんぼ狩りと道産小麦でのパン作り体験ツアー」を企画致しました。

 

○当日は、小学生を主に子供19名(中学生1名を含む。)と保護者の方16名の皆様にご参加を頂きました。 

○前日から雨模様を心配しておりましたが、当日の朝早くからお集まりくださった参加者皆様の熱意のおかげを以て、快晴の下でのツアー開催が出来ました。改めて皆様に感謝申し上げます。

 

〇当日最初の体験となる南区の砥山ふれあい果樹園に向けてバスで移動。車中では、食料自給率のことや北海道内、札幌市内で生産されている農作物のことなど農業の現状と課題に関して、参考資料による事前学習をして頂きました。果樹園に到着して先ず、園主の瀬戸 修一さんから、今年の果樹の生育状況やエコファーマーとして地域で取り組んでおられる活動と果樹農業への思いを学ばせて頂きました。

〇収穫体験をさせて頂くサクランボについては、春からの低温続きや収穫間近に雨の日が多くあったことから、生育遅れや果実の傷みが発生して、今年の収量は例年の1割から2割程度にまで落ち込んでいる上、クマ等による食害を被っていることもご説明頂き、厳しい環境であっても安心で安全な果樹園を営む取組について、小さなお子さんも保護者の皆さんも聞き入っておられました。

〇園主のお話の後、場所を移しての収穫体験では、サクランボの実が一本の殆ど全て割れている樹が多くあり、園の端の方には熊の一撃で折られた枝の生々しい食べ跡が残されているなど、一方では残念なことでしたが、数少ないながら稔の良い貴重なサクランボを親子で探して、味わって頂くことで、参加者の皆様に農業のありのままの姿をよく分かって頂ける機会となりました。

 

○その次の体験につきましては、南区民センターに移動して、昼食後、道産の数種類の小麦をブレンドしたパン用の小麦粉を使ってのパン作り加工体験学習です。講師を務めて頂いた料理研究家の東海林 明子先生からは、子供さん達にも楽しくできるフライパンによる調理法を指導して頂きました。親子で一緒に作ったパンには、サクランボを加工したコンポートをのせて試食をして美味しさを確かめ、ご自宅へのお土産として大切に袋に入れてお持ち帰りも頂くことが出来ました。

 

○最後の体験は、北海道大学の総合博物館に移動して、地球や北海道の歴史を感じる化石や鉱石、動物の骨格標本、マンモスの実物大模型などのほか、北大の前身、札幌農学校の開校以来140年間以上にわたり、収集・保存・研究されてきた、多くの貴重な展示物を、親子で自由に見学して頂きました。

 

〇今回のツアー実施に際しては、北大の学生ボランティアAgees(アギーズ)からのご協力を頂き、北大生お二方にボランティア参加をして頂きました。お二人とも体験学習に参加の子供達に大人気で、果樹園では脚立を支えるお二人に収穫したサクランボをプレゼントする子供さんが続出したり、最後に見学先の順路を案内して頂いた北大総合博物館前で、お見送りされるお二人にはバスの窓から子供達が皆で手を振り有り難うのご挨拶をされるなど、子供達に有意義で記憶に残る体験ツアーとなるご支援を賜り、当NPОから、北大Ageesとお二人に心から感謝申し上げます。

 

○今後さらに充実して有意義な農業体験ツアーを企画運営して参りますので、皆様方のご参加を心からお待ち申し上げております。 

 


配付資料

●食料自給率のことや北海道内、札幌市内で生産されている農作物のことなど農業の現状と課題に関しての参考資料

 ・ 参考資料(農業の現状と課題)

● 参加者にお配りいたしました東海林明子先生の「フライパンで作るプレーンパン(24個分)、フライパンで作るあんパン(9個分)」のレシピを掲載いたしました。ダウンロードし、ご活用下さい。

  ・ フライパンでのパン作りレシピ

● 各種パンフレット

 ・農業ランド北海道 : (公財)北海道農業公社発行               

 ・さっぽろ農情報ガイドブック : 札幌市経済局農政部農政課発行     

    ・さっぽろの農産物 : 札幌市経済局農政部農業支援センター発行     

 ・北海道大学総合博物館パンフレット : 北海道大学総合博物館発行    

 ・北海道小麦パンフレット : 江別製粉株式会社                      

 


実施写真


参加いただいた方々の声

 

●  NPOの活動目的についてご意見をお聞かせ下さい。

 

 ・たくさんの親子が農業への興味をもったり、現状を理解する機会を設けて頂き、とてもありがたいです。これからも続けて頂きたいです。

 ・スタッフの種々の説明が的確で活動内容が良くわかりやすかった。

 ・くわしい内容が良くわからない。

 ・農業体験を子供にさせる機会はあまりない為、貴重な体験をさせて頂きました。

 ・大変な問題だと思うので、これからも啓蒙活動を頑張ってほしいです。

 ・農業をわかりやすく伝えてもらえた。

 

 

● 希望する体験や講習会がありましたら、お教え願います。

 

 ・物作りや伝統芸能を見たい(北海道に特化したものがあれば)(田植え)

 ・札幌市内の農業をもっと身近に感じられたら良いと思います。玉ねぎ、小松菜、とうもろこし、南瓜、西瓜などの産地にも行ってみたいです。(田植え)

 ・今日の農業に関する企画をもっと広げて下さい。(田植え、稲かり)

 ・子供は野菜の収穫体験を希望しています。(漁業もやってみたい。親子で。)

 ・野菜の収穫体験は何度かやったことがあるので、酪農体験をやってみたい。

 

 

● ツァーに参加して思ったことを書いてください。

 

  ・TVや新聞を通してではなく、生の生産者さんの声がきけたのがとてもうれしかった。この年になるとなかなかこういう機会がないので??イベント盛り沢山でしたが、全てつながっているのが、子供にとっても勉強になると思いました。スタッフのみなさんの心使いもすばらしく、とても楽しかったです?また来たいです!ありがとうございました!

 ・鹿がさくらんぼやりんごの木を食べてしまうこと。やっと育てあげても災害や天候で収かく量が左右されてしまうことを、農家さんから直接聞く機会は初めてでした。大切に育てて下さったものを大事にいただくことや、体験を通しておやこで話し合う機会をふやしていきたいと感じました。

 ・さくらんぼ農家の方のお話を聞けてとてもよかったです。大変な苦労で育てられている事を子供にもしっかり伝えたいと思います。パン作りもかんたんに出来て、とても楽しかったです。夏休みのチャレンジにも今後生かしたいと思います。ありがとうございました。

 ・全体的に色々と勉強になりました。他のツアーにも参加してみたいです。

 ・さくらんぼ狩りだと、もっと甘くておいしいさくらんぼを、取っても取っても食べられるというイメージでしたが、今年は甘味がうすく、身もほとんど割れていて、探すのが大変でした。私たちはほんの1日のさくらんぼ狩体験でがっかりするだけで済みますが、農家の皆さんの今年の落胆はいかばかりかと、園内を回りながら胸が痛みました。そんな中でも今日は園を解放して体験させて頂き、大変有り難かったです。食べたり買ったりの支えるだけでなく、地球温暖化や環境汚染についても日頃から防ぐことを意識するのも、農業を支えることにつながるな~と思いました。おいしいとか、いっぱい食べられた?という体験が嬉しいものですが、今回のようにがっかりしたり驚いたりするという農業体験も、価値がありました。よい機会を頂き、本当にありがとうございました。子供はさくらんぼでがっかりしても、その後のおいしいカレーライスとパン作りですっかりごきげんになりました。コースの内容もとてもよかったと思います。

 ・今年は天気が悪く農業は大変だなと思いました。鹿や熊の被害も受け、続けていくには、大変な苦労をされていることも知りました。今日聞いた話を思い出しながら、食事をしたいと思います。

 ・さくらんぼは、今週は雨が多くわれてるのもあって、わたしたちはそんなこともしらずにたべてたけど、農家の人たちは本当に大へんなんだなぁと思いました。(※お子様から)

 ・最近の気候の不順さは尋常ではありません。気温を含め気候変動の激しいものがあります。そのことによって、特に農業に甚大な被害が及んでいることを身をもって感じさせられました(今回はサクランボ農家)。以前から地産地消と官民産学が言い続けられていますが、実際のところはどうなのでしょうか。散発的にはうまくいっている地域があるようですが、今回のパン作りを通して地元の産物を利用しての食の文化を育てていって欲しいものです。

 ・フライパンで短時間でパンが作れる事が体験できて、とても良かったです。それにとてもおいしかったです。 (※笑顔マーク付き)

 ・さくらんぼが今年、不作だったとは知りませんでした。農家の方のお話を伺って、改めて農業の大変さとやりがいを(ほんの一部でしょうけれど)知ることができました。カレーライスやパン作りもおいしく楽しく参加させて頂きました。ありがとうございました。

 ・昼食のカレーライスに出てきた、ブロッコリー・パプリカ・ズッキーニが道産だということに驚きました。(スーパーでは見たことがないので)地元の食材を買うだけではなく、もっと食料自給率を上げる方法を他にも知りたいです。

 ・パンを作りのとき、こげちゃったけれど、すごくたのしかったです。(※お子様から、パン作りで喜ぶ女の子のイラスト付き)

 ・農協観光さんのこの手のツアーは、お土産が多いことが魅力のひとつだと思ってました。今日のツアーは、そんなお土産がなく残念でした。今年の農業体験はどれもそうなのかもしれませんね。安くて近いツアーは手軽に参加できていいですね。また江別あたりの野菜収穫にも行きたいです。

 ・内容がとても充実していました。家庭ではできないような食育を体験できたと思います。ありがとうございました。北大の学生さんも一生懸命でした。

「さくらんぼ狩りと道産小麦でのパン作り体験ツアー」

 

  私たちの「NPO法人 農村と都市を結ぶ応援団」は、生きることに欠かすことのできない食料を生産している農業や生産の場である農村を、都市の消費者や次世代を担う子供たちに様々な体験を通して学び理解を深めていただくことを目的に活動しています。

 今回ご案内する「さくらんぼ狩りと道産小麦でのパン作り体験ツアー」は、北海道及び札幌市並びに(一社)北海道農業近代化技術研究センターのご支援を頂きました。

 次世代を担う子供たちに、札幌農業の歴史や今の札幌農業について学ぶ機会を提供します。また、北海道産農産物で調理した食事や農産物の加工体験を通して食べることや食べ物の大切さととともに、北海道や札幌などの農業が営まれている地域、さらには地球の歴史などについて理解を深めて頂けることを目的として企画しました。

 

 この機会に札幌の農業などを親子で学び、体験してみませんか。

 

● ツアー概要

 ★ さくらんぼ狩り体験

   札幌市南区の農家さんにて果樹について学び、旬のさくらんぼ狩りを体験します。

 ★ 野菜たっぷりトマトカレーの昼食

 ★ パン作り体験

   北海道産小麦を使い、フライパンで簡単なパン作りを体験します。

 ★ 北海道大学総合博物館の見学!

   地球や北海道の歴史について学びます。

 

●スケジュール

  7月8日(日)

    08:30  集合(札幌JA北農ビル前:中央区北4条西1丁目1)

 08:45頃 貸切バスで移動。

                               ◆車内で北海道と札幌市農業を学習 

 09:30  ◆果樹農業学習とさくらんぼ収穫体験:(南区砥山)

 ~11:30    園主から果樹農業を学習後、さくらんぼの収穫を体験します。

         ※ お持ち帰り分は有料になります。       

    11:30  貸切バス移動

 12:00  ◆昼食・休憩:野菜たっぷりトマトカレー

        (南区民センター:南区真駒内)

 13:00  ◆加工体験:パン及びチェリーコンポート作り(南区民センター)

 ~15:00    東海林明子講師の指導のもと、「フライパンでパン作り」と

        「チェリーコンポート作り」を体験します。

 15:00  貸切バス移動 

    15:30   ◆地球と北海道の歴史学習(北海道大学総合博物館:北区)

 ~16:30  (学習後、アンケート提出者は降車自由)

    16:45頃   解散(札幌JA北農ビル前:中央区北4条西1丁目1)

                               (アンケート提出)

 

●募集要項 

  ツ ア ー 名      さくらんぼ狩りと道産小麦でのパン作り体験ツアー

  旅 行 代 金      大人お一人様3,000円 小人お一人様1,500円

           ※大人は中学生以上、小人は4歳以上小学生以下の方が対象です

  募 集 人 数      35名(最少催行人員20名) (※ 応募者多数の場合抽選)

  申込・問合せ先 ㈱農協観光札幌支店 ☎222-1151

          E-mail noukanjuku@ntour.co.jp

  募集開始    5月29日(火)から受付しています。

  募集締切          6月25日(月)

  

●後援 : 札幌市 

  

過年度の写真・動画を参考に願います。